今、僕はとても感情的だから書くチャンスなんじゃないかな
愛車。日本人にしか無いそうですね。そういう言葉。愛着はどこの国にもあるでしょうけど、車だけを指して言う言葉なんて持ってるの日本人だけなんだそうですよ。僕には愛車がある。ホンダ インテグラ。DC5は最終型のVer 2.0。グレードはTYPE-S。この車は僕にとって特別なんだ。
インテグラに乗り換えて14年くらい経っただろうか。中古でしか販売されていなかった当時、H18年の車で、走行距離は3.5万キロだった。僕は今27万キロを超えている。前のオーナー?一瞬だけ所有してたのかなー?ってくらい乗ってる。もう僕の手足どころか体の半分なんだ。こいつに身を委ねている時は僕そのものでいられる。
らきすたでお馴染みのホンダカーズ鷲宮支店で購入した。インテグラからインテグラに乗り換えたんだ。DC1だったかな。交通安全のお守りを引き取りの帰りに買って帰った。2.0Lの力強いiV-TECは感動だった。踏んだら踏んだだけスピードが出る。運転は最高に楽しくなった。
大洗に何度も往復した。車中泊、自転車運びだって。なんだってこの車でやってきた。自分の人生の半分はこの車と共にあった気がする。これからもそれが続くのなら、そうしたかった。本当に心の底からそう思う。
別れの時が来るかもしれない。そうしたら一緒に旅をしたステアリングホイールを取り外すつもり。一緒につけていた安全祈願のお守りと一緒に部屋に飾って、いつまでもお前のことを思い出したい。墓場まで持っていきたい思いは妻への愛情だけじゃない。自分自身の特別な感情と共にこの車と共にありたい。
いっそのことインテグラに俺の骸を乗せて埋葬してほしいくらいの気持ち。きっと、何年も引きずる。