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平成30年度卒業制作展 “BLINK”

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DIGITAL DESIGN WORKS 2019 "REBOOT"
DIGITAL DESIGN WORKS 2019 “REBOOT”

100 x 100 BY POD

NEKO “NYA”

100x100 BY POD NEKO "NYA"
100×100 BY POD NEKO “NYA”

ぐんまの本棚 100×100 BY POD NEKO “NYA”

http://www.gunma-hondana.jp/?pid=127716245

100×100 BY PODはNPO法人ジョウモウ大学・朝日印刷工業株式会社・平出紙業株式会社の協働による100冊の本を1冊からオンデマンド出版するプロジェクトです。

我が家の飼い猫写真集を100×100 BY PODの企画で出版させていただきました。1年時の入学間もない頃、印刷のお作法も何もわからない状態で作成してしまい、今でも提出したデータを見ると現場の人にとても迷惑をかけてしまったかなーという感が否めないです。企画そのものも含めて大変お世話になりました。おかげで可愛い飼い猫の成長記録を製本していただけて幸せです。 

Oarai Town View

100x100 BY POD NEKO "Oarai Town View"
100×100 BY POD NEKO “Oarai Town View”

ぐんまの本棚 100×100 BY POD Oarai Town View

http://www.gunma-hondana.jp/?pid=127716323

熱心なガルパンおじさんこと私が何度も通いつめて撮影した大洗町の写真集。美しい海と神々しい神磯の鳥居。ノスタルジーな町並みと漁師たちの船、市場…車で朝日を撮影するために出かけ、自転車で町を一日中回る。地元の食事を堪能し、特産品をお土産に帰る。ガルパンだけじゃない。今は大洗町そのものが好きになった。隠居暮らしは大洗で過ごしたい。

NEKO “NYA” 関連グッズ

ぐうたらトートバッグ、ねこます

ぐうたらトートバッグ、ねこます
ぐうたらトートバッグ、ねこます

デザインフェスタに100×100 BY POD NEKO “NYA”を販売するにあたって、関連グッズを作成。

猫の写真集をお買い求めいただいたお客さんに紙袋で商品を渡すよりも、ミニトートで繰り返し使ってもらいたかった。3つ製作したものの、デザインフェスタでは1冊も出なかったので結局自分が3つ抱えているという状態。残念。こんなに可愛いのに…
トートバッグの素材は麻布ガーメントプリンターで印刷したもの。2度重ねて印刷することで発色が良くなる。淡い色なら1度の方が雰囲気が出たりもする。

続いて「ねこます」はヒノキで出来ている。ヒノキそのものに抗菌作用があるので、木材にレーザー加工で出来た窪みに水が溜まっても大丈夫。…らしい。水で洗った後に風通しの良い場所に置いておけば良いようだが、かなり細かく刻印したので実際どうなるかは不明(未使用のため)。
レーザー刻印でアクリルカットや木材のカットが可能で、出力を調整すれば表面を焦がすことが可能で、実際はカットするよりも刻印した方が商品的に綺麗に仕上がるように思う。
それにしてもこの「ねこます」は展示が終わったら普段使いで日本酒を楽しむか、それとも展示用にとっておくべきか。もう少し魅力的な商品が提案出来るようになってから色々作り足していきたい。

フォトキューブ

クリスタルガラスに写真を印刷

卒業制作展で初めて作成したアイテム。クリスタルガラスの立方体に1面だけUVプリンターで印刷を施したもの。クリスタルガラスの表面との相性の問題があったが、プライマーを使用して綺麗に仕上がった。印刷面が歪むことも無く、剥離の心配も無くなった。しかし本体が割れ物でプライマーを完全に信頼して粗雑に扱う勇気が無かったため、実際の強度に関しては実用レベルか疑問が残る。クリスタルガラスではなく、もう少しコストをかけたアクリルキューブ であれば間違いなく剥離しない完璧な商品になったはず。素材の経費さえクリア出来たら商品になってからも売れ行きが良い気がしている。

オリジナルデザインギター

Version Digital Design Class

以前より楽器のメンテナンスや加工に関して自分で行ってきた経験から、思い切って全体をリペアから塗装まで施工した。基本的には総合中古商品の販売店でピックアップしたジャンク品のまま。性能も…

マッチングヘッドの真っ白なギターのコンセプトはDTPデザイナーは白い紙と向き合うもの。ラフスケッチもアイディアの捻出も印刷にも白い紙はつきもの。何事も始まりは白色から。

ボディの塗装はラッカー塗装。元々の色が奇抜な赤色だったが、打痕や塗装の欠損などが多数あったため接着剤を使用しながら表面を整え、下地処理を施した後にスプレーした。重ねて塗ってもアクリルのような厚みと光沢が手に入らない。マットな質感を残したままで、まるで白紙のような表面に仕上げた。

IT-CraftWorksやその他の文字、装飾は自前のカッティングプロッタに切らせたステッカーを貼ったもの。シンプルなタイポグラフィで品良くプロダクトテイストを表現した。会場内で担当者がいる場合のみ試奏が可能。展示終了後は学校に寄付する。

中央工科デザイン専門学校デジタルデザイン学科

最後の卒業制作展

前橋市に校舎を構える本校は来年度(平成31年)から高崎市へ拠点を移し、中央情報大学校として情報化社会に適応した総合的クリエイターを育成する専門学校へと姿を変えた。中央工科デザイン専門学校の後輩たちは新たな学び舎で研鑽の日々を送っているはずだ。

今回の卒業制作展は、我々中央工科デザイン専門学校の最後の卒業生となる。これまでこの学校名で行われてきたイベントの何もかもが最後になってきた。卒業制作展はそれら全てにおいて最後のイベントになる。その最後の卒業生になれることを私は誇りに思う。

紆余曲折、様々な出来事が重なって私は現在30歳を超える身でありながら現役の専門学校生として生活している。かつて10年以上にわたり勤め続けた会社に不穏な翳りが見え始めた。会社の方針と商いに疑念と後ろめたさを感じるばかりの日々が続いていたが、自らの意志で新たな一歩を踏み出した。

常識的に考えて30を超えてからの転職どころか学生としてやり直すという選択肢は非常に勇気のいるものだろうが、自分としては失うものは何もなかった。むしろ得ることばかりの未来があるものだと確信していたし、その確信は現実となった。人間がそこに実在している限り、過去にも未来にも生きることは出来ない。今を生きる以外出来ないのだから、手持ちのカードで最善の手を導き出す勝負する以外にはない。退くばかりでは何も得ることは出来ない。これからも挑み続ける気持ちを持ち続けていきたい。

そしてこれからは新たに迎え入れてくださった職場で社会人復帰を果たすことが出来る。全てはこの学校と恩師、クラスメイトたちがあってこその今。言葉で言い表すには少し難しい。ただ今は一言「ありがとう」というありきたりな言葉しか思い浮かばないが、あえて「ありがとう」会うことができてありがとう。

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