社会人から専門学校生になれる

非常口

かつての自分を振り返る

私は15年程前、システムエンジニアを志して勉強していた学生。当時はシステム開発の夢、プログラマーとしての就職活動に失敗し、行くあてもなく絶望の淵にいました。結局最後の最後まで就職が決まらず、藁にすがる思いで無理やり中古車販売会社に就職しました。

日々の業務の中で自分の長所(PCの扱い全般)を活かして何とか仕事を覚えようと遮二無二頑張り続ける私。入社当時から数年間は実に穏やかなものでした。夢は叶わずとも、誰にでも恥じないいっぱしの会社員。社会人の一員。ボーナスも決算賞与も夏季休業も年末休暇も満喫し、自分の思っていた社会人像とは違っても一生懸命業務に勤しんできたつもりです。

しかし、10年も経過すれば会社というものは姿を変えるもので、体制が変われば会社が変わる。強烈なワンマン経営で親会社の左遷先、天下り先と化したのです。正当な出世コースから外れたエリートは性根の腐りきった経営者に変わるものです。和やかで緩やかに成長していた会社は当時の震災などの状況も合間って、混乱を極めました。今まで通りでは駄目。それはもちろんですが、事情を知らない素人が会社をかき回し、あまつさえ社長自ら社員(私)へ向かっての暴力沙汰。完全なるトップダウンとパワーハラスメントが横行し、腐敗を極めた会社には、もはやかつての面影はありませんでした。長くなりました失礼。

学生になることにリスクは無い

ここからは実際に私自身が、専門学校生として2年間過ごした体験を書き出していこうと思います。現状維持からの脱却を計画しようする社会人へ送ります。

何を根拠に「学生になることにリスクは無い」と断言するのか。実際問題無かったからです。どんな暮らしむきをしていたのか。一番気になるのがお金の話だと思います。生活がそもそも遅れるのか。人間的な営みが可能なのか。そして社会人復帰か、もしくは独立起業への道を取り付けることが出来るのだろうか。そういった不安要素に関しても書き出していきます。

案外なんとかなる(3〜400万円くらい貯金あれば)

まずは「案外なんとかなる」ものです。私の場合10年以上の社会人生活があったこと。それによる貯金も多くはありませんが、そこそこにありました。まずこれは大前提。最初は確か…自分の貯蓄だけで役300万円程度。そこに退職金が100万ほど。だいたい講座に400万円程入っていることで安定した生活が維持できると言えます。

しかしやはりこの計画は「実家暮らしに限る!」
遠方へ勤めに出ている人は地元の専門学校に通うことも視野に入れていいと思います。財力に余裕があるなら一人で暮らしていくことも良いでしょう。私は元々実家暮らしだったので、そのまま生活が学校へシフトしただけです。でもやはりこの2年だけは恥を忍んで両親に頼って暮らすのも選択肢の一つ。サンキューマッマ。

やっぱり貯金が全てじゃないの?

それは違います。この日本、だいたいの事は粗末で腐ってたりしますが、ここだけは褒めてあげてください。厚生労働省が実施している特別な支援プランが存在します。その名も「教育訓練給付制度」です。

育訓練給付金制度

“働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。また、初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する方で、受講開始時に45歳未満など一定の要件を満たす方が、訓練期間中、失業状態にある場合に訓練受講をさらに支援するため、「教育訓練支援給付金」が支給されます。”
厚生労働省 教育訓練給付金制度

この制度で給付される給付金ははっきり言ってわかりづらいです。お役人のお仕事だからこういう風になっちゃうのは仕方ないんですけど、実際非常に理解しづらく、学校側の担当者ですら悩んでしまいます。事務局は端的に書類を処理するだけだからいいですけど、学生になる人と担当になる職員は可哀想だなーと思いました。

実際に説明が非常に面倒です。それにケースバイケースな事例が多いため、ここから先は自力で調べてください。っていう手放しな説明するのかよ!?という感じですが、手放しです。これは貴方の人生なんですから。

でもヒントは出します。まずはお近くのハローワークへ駆け込んでください。
「専門学校に通いたいので教育訓練給付金制度に関する説明をお願いします」とまずは職員の方に相談を持ちかけましょう。平日休んででも駆け込み、詳しく話を聞いてみてください。なお、この制度は時限制。タイムリミットが存在しています。平成34年。もう無いけど、あと数年で無くなります。

ついでに失業手当についても相談してください。半年間の間、国から支援が受けられます。どうやら返済しなくても良いという話でしたが、話がうますぎて今だに疑っています…マジ?年金あんななのに?って感じです。組み合わせると2年間で合計160万円近くの支援が受けられました。自分の貯金をすり減らして生活しているにしたってとても有意義な生活が出来たわけです。すごい!

だいたいどんな学科でも専門学校の学費は2年間で250万円前後くらいじゃないでしょうか?隔月での需給となりますが、結果的に大きな資金となります。手続き等が面倒ですが、職員の方と仲良くしてください。

ここから所感とか

入学試験は?

当然あります。しかも現役高校生たちに混ざって入学試験を受けるはずです。でもそんな子たちとも仲良く出来る未来って想像したら楽しくないですか?面接試験では自分の覚悟は揺るがない。ここ以外に選択肢はない。勉強に励む誓いを立てる。それはまさに、当時学生だった頃のような情熱だけが全ての面接のように。しかし社会人経験者としての余裕も見せながら無難に切り抜けてください。健闘を祈る。

周囲の若い子と打ち解けられる?

それは貴方次第。ですが、専門学校というものは社会人を経て尚も向上心を忘れず、人生に挑み続ける人が通う場所。それは高校生も大人も関係ありません。共に励もうではありませんか。むしろ強くてニューゲームなので超楽しいはずです。会社のような理不尽な怒られ方もしないし。

ちなみに、私おっさんの身分ですがとても仲良くしていただきました。もちろん先生たちも暖かかった。自分だけなのかもしれませんが、やはり貴方次第。

どれくらいの贅沢ならできる?

自分の場合、将来と自分の趣味のために買ったものがあります。デジタル一眼レフです。だいたい17万円くらい。ポンと気軽に買ってしまいましたが、むしろあって良かったですよ。友達も出来る先生とも話が合う何よりもう一度青春を記録できる。17万円なんか安いもんですよ。

車は維持できる?

出来るんじゃないでしょうか? まず、私はお金のかかるスポーツタイプの車に乗っています。車検も税金も年々地獄のような金額へ増加の一途をたどり、正直つらいですよ。しかし、その車も手放すことはありませんでした。せいぜい途中で趣味が変わって手放したのはバイクくらいです。
保険も以前に契約したままの充実体制。もちろん自動車通学しました。駐車場代も燃料代も、ランニングコストは少し割高。具体的にいくら?というのは貴方しだい。でも車は手放さなくてもいいんだってこと。車が好きならそのままでいてほしいということ。もし事情的に厳しかったら仕方ないですが…

そういえば給付金の手続きって面倒?

非常に面倒くさい。でも160万円欲しくないですか?
もうその一心で熱心に申請をし続けてください。貴方の未来のために。

最後に

だんだんと記事を書くのが億劫になってまいりましたので、ここらで今回はおしまい。質問に関してはハローワークまで問い合わせの電話をかけて教育給付金に関する問い合わせをお勧めします。(僕は職員じゃないから)
そして貴方にとってかけがえのない時間と再びの青春を取り戻し、未来の新たなる挑戦の成功を願っています。強くてニューゲームな青春を過ごせるから本当おすすめ。