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多様なSNS時代における自社ホームページの揺るぎない価値

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Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、TikTok…本当に様々なSNSが溢れかえっている現代、多くの企業や個人がSNSを情報発信の主軸に置いています。そんな中で、「わざわざ自社のホームページを持つ意味ってあるの?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、結論から言えば、自社ホームページは今も、そしてこれからも、ビジネスにとって非常に重要な資産です。 SNSが「仮の店舗」だとすれば、自社ホームページはまさに「自分たちの本拠地」。SNSにはない、独自のメリットが数多く存在します。


1. 唯一無二の「情報発信の拠点」と「ブランドの確立」

SNSは手軽に情報を拡散できる強力なツールですが、プラットフォームのルールやデザインに縛られ、発信できる情報量や形式には限りがあります。

  • ブランドの世界観を自由に表現できる場: 自社ホームページは、デザイン、フォント、色使い、レイアウトまで、すべてを自社のブランドイメージに合わせて自由にカスタマイズできます。SNSでは難しい、一貫した世界観を作り上げ、訪問者にブランドのストーリーや価値観を深く伝えることが可能です。
  • 信頼性の高い情報源: 企業の公式サイトとして、最新のサービス情報、実績、企業理念、沿革などを網羅的に掲載できます。これにより、顧客は企業に対して深い信頼感を抱き、安心感を得ることができます。SNS上の断片的な情報だけでは得られない、「公式な情報源」としての信頼性は、ビジネスにおいて非常に重要です。

2. 資産としての「情報の蓄積」と「コントロール権」

SNSのアカウントは、プラットフォームの規約変更や突然のサービス停止によって、これまで積み上げてきた情報やフォロワーを失うリスクがゼロではありません。

  • 情報の永続的な蓄積: ホームページに掲載した情報は、半永久的に残り続けます。ブログ記事や事例紹介など、公開すればするほど情報資産として蓄積され、検索エンジンからの流入も期待できます。SNSの投稿は流れやすく、過去の投稿を探すのは一苦労ですが、ホームページなら必要な情報に簡単にたどり着けます。
  • 情報の完全なコントロール権: 掲載する内容、デザイン、機能など、すべてを自社の意思で決定できます。SNSのようにアルゴリズムの変更に左右されたり、投稿が突然削除されたりする心配がありません。 顧客データやアクセス解析データも自社で管理できるため、マーケティング戦略をより精密に立てることが可能です。

3. 顧客との「多様な接点」と「深い関係構築」

SNSは手軽なコミュニケーションツールですが、ホームページは顧客とのより深い接点を作り出し、具体的な行動へと促すことができます。

  • お問い合わせや申し込みの窓口: サービスへの問い合わせフォーム、資料請求、オンライン予約、採用応募など、顧客が具体的なアクションを起こすための導線を自由に設計できます。SNSのDMだけでは対応しきれない、きめ細やかな顧客対応が可能です。
  • SEO(検索エンジン最適化)による新規顧客獲得: 顧客は何か困りごとを抱えた時、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで情報を探します。自社ホームページを最適化することで、検索結果の上位に表示され、潜在顧客に発見される可能性が格段に高まります。これは、SNSのフォロワー数に依存しない、強力な新規顧客獲得チャネルとなり得ます。

まとめ:SNSとホームページは「共存」で最強のビジネスツールに

SNSが「情報発信の瞬発力」を持つとすれば、自社ホームページは「情報の信頼性、蓄積、そして最終的な顧客行動への導線」を提供します。

デジタル全盛の今だからこそ、SNSで興味を持ってもらった見込み客を、信頼できる自社ホームページへと誘導し、より深い情報を提供することで、確固たるブランドを築き、顧客との長期的な関係性を構築できます。 SNSと自社ホームページ、それぞれの強みを理解し、連携させることで、あなたのビジネスはさらに盤石なものになるでしょう。

自社のホームページを、あなたのビジネスの「顔」として、今一度見直してみませんか?

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